Ape100に乗っていて物足りなく感じていたのが「航続距離」。
ツーリングに出ると、1回の給油で400kmくらい走って欲しいところですが、純正タンクでは難しい・・・そこで、今回は「燃料を多く積む」ためにタンクを交換してみました。
エイプの燃費
カタログ上のタンク容量は5.5ℓ、燃費は100ccは55km/ℓ、50ccは93km/ℓで、航続可能距離はそれぞれ302.5km、511.5kmになります。私がApe100購入してから測っていた実走行燃費としては、48km/ℓ程度でした。
インシュレータを外したり、マフラー交換をしたりもしていますが、PD22を装着していた時は燃費が36km/ℓまで落ちました。その後TM-MJN24に交換した結果46km/ℓとなったので、現状の航続可能距離は253kmになります。
社外タンクの種類
Ape用の社外フューエルタンクは
- ノーマル形状
- オシャレなアルミ製
- ビッグタンク
だいたいこの3パターンになりそうです。他にも旧車に見立てた形状のタンクカバーなどもありますが、あくまでカバーなので今回は候補外ですね。
ノーマル形状
転倒・事故で凹んでしまった、内部が錆びてしまった等、交換が必要だけど形状・見た目を変えたくない場合はノーマル形状のタンクが良いでしょう。
オシャレなアルミ製
ストリート系カスタムやスクランブラー風に仕上げる際に効果的な、アルミ製のフューエルタンクが販売されています。塗装無しの武骨なアルミの輝きが存在感を高めます。ただし若干お値段が張ります。。
ビッグタンク
ノーマルの倍近い容量となるビッグタンク。装着すると車格も上がったように見え、当然航続可能距離が増えます。今回は航続可能距離を延ばすのが主目的なので、私はキタコのビッグフュエルタンクの導入することに決めました。
入手方法
今回導入しようとしているキタコのビッグフュエルタンクですが、販売されているものは塗装されておらず、自分で仕上げなければいけないので、ちょっと手が出し辛いな・・・と思っていました。
そんな時、例によってヤフオクを巡回していたら、ちょうど塗装済みのキタコビッグフュエルタンクが出品されていたので、早速ウォッチ。色は自分好みのブルー系で少し艶消しっぽく良い感じの色味。タンク内もキレイで価格も定価の半額程度だったので、落札しました。
いざ、装着。
装着時の写真はありませんが、タンクの付け替えは難しくありません。シートを外し、タンク後方の固定ボルトを外すだけです。フューエルコックはキタコの製品には付属していないのですが、今回は中古品だったので付いていました。
さて、装着前後の比較はこちら。
いかがでしょうか。大分イメージが変わりましたね。タンクの高さが出たことで車格が上がったように見えますし、ニーグリップもしっかりできるようになりました。既に交換していたSP武川のシートも、純正タンクだと前方の反りが余り気味になっていましたが、ビッグタンクにしたら良い感じになりました。
まとめ・感想
今回は外装の中でもシンボル的なタンク部分の交換だったので、カスタム前後で大きく印象が変わりました。マッチョな感じで力強さが出てきたと思います。デザインの好みは人それぞれだと思いますが、ツーリング時に安心なのはもちろん、給油回数の削減にもつながるので、私は実用性も加味して満足しています。
他にも、タンクキャップがエアプレーンタイプになって、出っ張りの無い平らなものになったのですが、キーが増えたので、こちらは注意点と言えるでしょう。
後から知りましたが、キタコのHPによると、Ape用のビッグタンクは残念ながら2024年1月に廃盤になってしまったようです。しかし、ネットで見ると似たような形状のタンクが他社から出ているようなので、必要であればそちらを入手しても良いかもしれません。
※バイクカスタムは手順・方法を誤ると怪我や事故の原因になる可能性があります。実施にあたっては必ず自己責任でお願いします。また、当サイトは不正改造を推奨するものではありません。
当サイトにおいて紹介しているカスタムについては、予め保安基準・交通法規等を確認し法令の範囲内で実現可能な内容で実施していますが、万が一そうでないケースがありましたら是非ご一報ください。よろしくお願いします。
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