エイプカスタムその20.CDI交換(ミニモト・パワーレブ)

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電装系

 次なるApeカスタムは何にしようかな~、とネットオークションを物色していたら、CDIなるものを発見。

そういや、50ccのスクーターとかに乗ってるヤンキーが「リミッターカット」をする時はCDI交換をするんだって聞いたことがあるな。。。

 何となく、天下を制する・・・・じゃなくて、点火を制御するパーツという認識しかないのだけど、少しはチューンしてるし、使ってみようかな、というくらいの感じでGETしました。

CDIって、何?リミッターカットするもの?

 CDIは「Capacitive Discharge Ignition(キャパシティブ・ディスチャージ・イグニッション)」の略で、訳すと「容量放電点火」になるのかな?発電機で発生した電気を蓄え、高圧にしてエンジンの点火タイミングに合わせて放電するパーツです。

 50ccスクーターの場合、純正のCDIでは約60km/hになると点火タイミングをわざとズラしてそれ以上スピードが出ないようにしている(リミッターをかける)ということなんですね。

 だから、「50ccスクーターのリミッターカット≒CDI交換(インジェクション車はFIコントローラの変更)」となるわけです。

 ただ、Apeの場合のリミッターは、「開口部が半分塞がれているインシュレータ」や「口径の小さなキャブレター」、「抜けの良くないマフラー」といったメカ的な出力制限によるものなので、インシュレータ外しマフラー交換キャブレター交換を行うことにより、リミッターカットが実現することになります。

今回入手した「MINIMOTO・パワーレブ」

 エンジンの最適な点火タイミングは回転数の変化によって変わる(例.高回転になる程点火を早く(進角)する)ため、点火タイミングを調整する機能が付いているものがあったりしますが、今回入手したキタコのパワーレブは、パッと見では点火タイミングの調整機能が付いている製品ではなさそうです。

 メーカーHPの説明には「アルミボディにデジタルユニットが包まれています。」とあるので、デジタルユニットが点火タイミングを調整してくれている、ということなのでしょうか・・・?

MINIMOTOの製品ですが、ラベルには「KITACO」とあります。はて・・・?

取り付けてみました

 さて、早速取り付けてみます。

 Ape純正のCDIはタンク下に固定されていますので、まずタンクを外します。フレーム中ほどにゴム製のホルダーで固定されたCDIがありますので、接続されているカプラーを外し、付け替えるだけです。

タンクをずらして上から見たところ。紫色のものが今回取り付けたCDIです。

まとめ・感想

 装着後試走したところ、全域でトルクがアップした感じでした。スロットルを開けてもしっかり付いて来るし、交換して良かったかな、というくらいの実感です。

 今後、チューニングを加えてエンジンがパワーアップしていくと、その効果がさらに実感できるかもしれませんね。

 また、若干アイドリングが不安定になった感じがしたので、少しだけアイドリングスクリューを開けて対応しました。

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