以前のカスタムでは直流化を行いました。
元々の交流電源(AC)を分岐させて直流電源(DC)を取り出し、直流電源で動作する製品を使用できるようになりました。
今回はそのノウハウを活かしたカスタムを行います。
Apeのホーン交換(ヤマハ・ジョグポシェ)
Apeの純正ホーンは交流電流用となっており、1度鳴らしてみればわかりますが、笛を吹いたような「ピッ」という音が鳴るだけの貧相なものなのです。
これではイザという時に相手に気付いてもらえないかもしれません。
ホーンには交流電流が流れて来ているので、それを直流にしてやれば普通のホーンも
鳴るだろうと思い、早速取り掛かります。
テスト的な試みなのでモノは何でも良かったのですが、ネットオークションで安く出ていた
ヤマハ・ジョグポシェのホーンを入手しました。
そいつに前回の直流化で使用した「直流化キット」と同じものを作成し、組み合わせます。
このキットをホーンの配線に割り込ませ、今回入手したジョグポシェのホーンを繋ぎます。
早速テストしてみると、「プーッ!」という普通の音が出ました。成功です。
いずれはPIAAとかのカスタムホーンにしてみたいですね。
ウインカー消し忘れ対策(ホンダ・イブパックスウインカーブザー)
前のカスタムで、ウインカーの消し忘れ対策として、ハイビーム灯をインジケーターにしました。
しかし、依然として消し忘れがあるので、さらなる対策を施すことにしました。
よく郵便配達のカブから聞こえてくる「チッコンチッコン」というアレです。
アレは何なのかと調べたところ、「ウインカーブザー」なるものであるということが判明。
早速入手してみました。
現状、ウインカーに流れて来ているのは交流電源なので、直流化キットを噛ませてセット。
ライトケース内はグチャグチャです・・・。
早速テストしてみたところ、チッコンチッコンという音がキレイに鳴らず、
「ヴヴヴ…ッコン」という、音というか振動してるだけのような音しか聞こえません。
スロットルを開けてエンジンが回っている時はチッコンと聞こえるので、電圧不足のようです。
とりあえずこれでいきますが、もっと電気を喰わない製品へ改善する余地がありそうです。
まとめ・感想
ホーンもウインカーブザーにしても、普通のバイクは直流電源なので流用も難しくないのに、
Apeでは交流用の製品が使われているため、それぞれについて直流化キットを噛ませるという、
ちょっと面倒なことになってしまいました。
その辺は元々の設計なのでとやかく言うことではありませんが、電装系に手を入れるたび、
配線がキツキツになってきているので、いずれはその辺も整理していけたらと思っています。
※バイクカスタムは手順・方法を誤ると怪我や事故の原因になる可能性があります。実施にあたっては必ず自己責任でお願いします。また、当サイトは不正改造を推奨するものではありません。
当サイトにおいて紹介しているカスタムについては、予め保安基準・交通法規等を確認し法令の範囲内で実現可能な内容で実施していますが、万が一そうでないケースがありましたら是非ご一報ください。よろしくお願いします。
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