4miniをはじめ、バイクカスタムにおける社外パーツメーカーの中でも圧倒的な人気を誇るメーカー「ヨシムラ(YOSHIMURA)」。
カスタムを始めて早々にヨシムラ・チタンサイクロン(チタンサイレンサー)を装着していましたが、ある時オークションで手曲げチタンサイクロン(カーボンサイレンサー)が出品されているのを発見。慣らし程度のほぼ新品ということで速攻ゲットしました。
見た目の変化
今回の変化は大きく3つ。
中古品 → (ほぼ)新品
これまでのマフラーはカスタムを始めて間もない時期に格安で入手した、機械曲げチタンカバーのものでした。
軽さ、性能ともに大満足の商品でしたが、年月・走行も重ねて大分お疲れのご様子なので、ここらで交代して頂こうかと思います。
機械曲げ → 手曲げ
老舗パーツメーカーであるヨシムラの職人技が映える芸術品、手曲げマフラー。
機械曲げの洗練されたフォルムは安心感を与えてくれると思いますが、職人の手による手曲げは唯一無二の作品であることを感じさせます。マシンに愛着が湧いてくると、パーツにもこだわりたくなってくるものです。
チタン → カーボン
希少金属のチタン。
「軽量・丈夫・サビ知らず」の優秀な素材ですが、色々見ていると「カスタムマフラー=カーボンサイレンサー」的なイメージが根強い感じです。
チタンサイレンサーはエギゾーストパイプ(エキパイ)と同じ色なのですが、エキパイには虹色の酸化膜が付いてグラフィカルになるのに対し、サイレンサーは色の変化が無いのでインパクトも弱い、ということなのでしょうか。。。
自分としてはそれがまた良いと思っていますが、この機会にカーボンサイレンサーにしてみることにします。
交換作業は慣れたもの(でも注意アリ)
Apeのマフラー交換はカスタム初期に行いましたが、難易度も低いので最初から「超余裕」でした。もちろん今回も超余裕の作業です。
写真は無いのですが、注意点としては
①ベタベタ触って皮脂・油を付けないようにする(焦げてエキパイに焼き付いてしまうため)
②ガスケットもちゃんと新品に交換する
③エンジン部分とマフラーを接続する部分のスタッドボルトをねじ切らないように(かつ、ガスケットがしっかり潰れて排気漏れが無いように)締め加減を調節する
といったところでしょうか。
装着前後の比較
写真の用意不足で申し訳ないのですが、早速比較してみましょう。
機械曲げチタンサイクロン(チタンサイレンサー)
まずは装着前です。
無駄の無いスッキリとした取り回しで、ノーマルと比べてカスタムイメージがアップしています。
性能も申し分無いレベルなのは周知のとおり。
交換前に動画を撮ってみたので、音を聞いてみて下さい。
手曲げチタンサイクロン(カーボンサイレンサー)
そして、新マフラー装着後。
エキパイの滑らかなアールが手作り感を出しています。サイレンサーがピカピカなのも良いですね(車体は大分汚いですが・・・)。ただ残念なことに、手曲げサイクロンとカーボンサイレンサーは生産終了しているようですので、入手するには中古か在庫のあるものだけになりそうです。
交換後の音も聞いてみて下さい。
まとめ・感想
今回はたまたま入手した手曲げチタンサイクロンに交換しました。
従来のものでも機能性に全く不満は無かったので、ちょっと背伸びかなと思いましたが、見た目がグレードアップして結果的には大満足のカスタムになりました。
私は音についてはあまり変わらないかな、と思いました。走ってみた感じでも差は感じませんでしたね。ヨシムラのHPを見ても、掲載されているパワー曲線には手曲げ・機械曲げの違いは無いので、出力特性に違いは無いということだと思います。
また、今回も色々気付きがありました。
- 機能性が同じでも、デザインが違うと印象が全く違う
- カスタム上級者を目指すなら、愛車の日頃の手入れも欠かしてはいけない
良い勉強になりました。
排気系はこれがファイナルアンサーになりそうですが、ヨシムラのパーツへの信頼感がさらに高まりました。今後は他のヨシムラパーツも導入していきたいと考えています。
※バイクカスタムは手順・方法を誤ると怪我や事故の原因になる可能性があります。実施にあたっては必ず自己責任でお願いします。また、当サイトは不正改造を推奨するものではありません。
当サイトにおいて紹介しているカスタムについては、予め保安基準・交通法規等を確認し法令の範囲内で実現可能な内容で実施していますが、万が一そうでないケースがありましたら是非ご一報ください。よろしくお願いします。
コメント